【バレンシア】半日観光の見どころ8ヶ所

2020年9月21日スペイン旅行,バレンシア

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太陽オレンジが似合う陽気な街バレンシア

大都会のバルセロナマドリードとは全くちがった雰囲気をもつ、地中海に面したスペイン第3の都市です。

スペインに行くなら一度は訪れてみたい街のひとつですね。

でも実は、日本からのツアーでは行程に入っていないことが多く、日本人からは「飛ばされがち」な街なんです。

そこで今回は、個人旅行でバレンシアまで足をのばしたい人に向けて、街の魅力をご紹介します(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

バレンシアってどんなところ?

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バレンシアの概要

地中海性気候のため一年中温暖で、青い海と濃い緑のオレンジの木が印象的な港湾都市バレンシアは、バレンシア州の州都バレンシア県の県都の機能をあわせ持つ、人口約80万人(バレンシア県の人口は約255万人)の、スペインで3番目に大きな都市になります。

バレンシア市近郊(市街地から約11km)には国内最大級の淡水湖アルブフェーラ湖【La Albufera】があり、周辺はスペインきっての米どころ。そのため、米を使った郷土料理パエリアの種類も豊富。

また、バレンシアオレンジが採れる街としても有名ですよね(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

バレンシアへのアクセス

マドリードからはRenfeの高速列車AVEで約2時間(片道約€74)長距離バスでは約4時間半(片道約€30)かかります。

バルセロナからはRenfeの高速列車Euromed約2時間45分(片道約€42)、同じくRenfeのTARGO約3時間半(片道約€42)、長距離バスだと約4時間(片道約€30)かかります。

バルセロナから出ているTARGO/EUROMEDは少しゆったりとスペイン東部の地中海沿岸を走っていきます。時間に余裕があり、ゆったり景色を楽しみながら列車旅行がしたい人には、こっちがおすすめ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

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バレンシアの言語

バレンシア州の自治州公用語はバレンシア語
そして、バレンシア市の公用語はスペイン語バレンシア語の2言語です。

街ではバレンシア語よりもスペイン語が広く使われています。
でも、メトロバレンシアの表示やアナウンスはバレンシア語が優先で、新たに通りの名称を設定する場合にもバレンシア語の名前が付けられます。

さらに、自治体内にある70以上の州立学校バレンシア語のみで教育を行っているようです。
自分たちの言語を、とても大切にしているのですね(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

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バレンシア料理

バレンシアと言えば「食の都」としても有名です。

バレンシア料理地中海料理に分類され、周辺のバレアレス料理カタルーニャ料理アラゴン料理マンチェゴ料理(ラ・マンチャ)、ムルシア料理から影響を受けています。

典型的なバレンシア料理といえば、パエリアトルティージャ(スペインオムレツ)、ピンチョス(タパスのミニバージョン)、イカフライファルトン(甘いお菓子)、ブニュエロ(揚げパン)、ロスキリェータス(スティックパン)などがあります。

飲料では、バレンシアはオルチャータ(大麦を使用した飲料)発祥の地でもあります。

バレンシアの観光

バレンシアの見どころは、旧市街の中、しかも徒歩圏内にほとんどが集中しています。

世界遺産のラ・ロンハをはじめ、バレンシア大聖堂中央市場が主な見どころで、これら3つを見てまわるだけなら半日で充分。

芸術や美術に興味があって「国立陶芸博物館」と「県立美術館」も見たいのなら、食事や休憩を挟んで丸1日はかかりるので、1泊したほうがゆっくり楽しめるかも(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

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バレンシア大聖堂(サンタ・マリア大聖堂 / カテドラル)【La Seu de Valencia】|重要文化財

カテドラルは右側の建物

レイナ広場に面して建つバレンシア大聖堂(サンタ・マリア大聖堂)は、1262年イスラム時代モスク跡に建設が始められました。おおよその完成は15世紀で、その後17〜18世紀にかけて改修されています。

見どころは様式がバラバラの3つの門

建設に約200年の歳月を要したため、南側のエル・パラウの門【Puerta del Palau】はロマネスク、北側の使徒の門【Puerta de los Apóstoles】はゴシック、正面入口の主ファサード【Puerta de los Hirros】はバロックと様式がバラバラになっています。

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大聖堂の内部には聖杯の礼拝堂【Capilla del Sánto Caliz】があり、キリストが「最後の晩餐」で用いたとされる瑪瑙(めのう)でできた聖杯が飾られています。

さらに、カテドラルに付属する美術館には、ゴヤの大作2枚をはじめ、リバルタ、リベラなどの作品が展示されている。

バレンシア大聖堂(サンタ・マリア大聖堂 / カテドラル)

場所レイナ広場【Plaza de la Reina】に面している
アクセスバレンシア北駅から徒歩15分 / ホアキン・ソローラ駅からタクシーで15分
料金€7(日本語オーディオガイド含む)
時間10:00〜18:30(日曜・祝日は14:00〜18:30)/ 不定休

ミゲレテの塔【Miguelete/Torre del Catedral】

カテドラルの左脇に建つ高さ70m八角形の塔1420年に完成した鐘楼
中に入ると207段もある螺旋状の石段があり、上に行くにしたがってだんだん幅が狭くなっていく。
屋上は展望台になっていて、バレンシア市街が一望できる。

ミゲレテの塔

場所バレンシア大聖堂に併設
料金:大聖堂の入場料にプラス€2
時間:大聖堂の時間を参照

ラ・ロンハ【Llotja de la Seda】|世界遺産

15世紀後半に建てられた「絹の商品取引所」で1996年にユネスコ世界遺産に登録されている。
バレンシア中央市場の向かいにある、1482年〜1498年にかけて建設されたゴシック様式のお城の様な建物です。
食糧難の時代には「穀物倉庫」としても使われた歴史がある。

ラ・ロンハ

場所バレンシア大聖堂から徒歩約5分 / バレンシア北駅から徒歩約13分
料金€2(16歳以下は無料)
時間10:00〜19:00(日曜・祝日は14:00まで)/最終入場はクローズの1時間前まで

中央市場【Mercat Central】

小腹が空いたら、食べ歩きをしてお腹を満たそう。

ラ・ロンハの向かいに建つ建物。(正面入口はラ・ロンハと反対側)
地下の駐車場入口に有料のトイレがあり、有人カウンターに人がいるのでその人に支払い(¢50か€1)
市場の周りにはバルやレストランもあり、ラ・ロンハ側の出口を出てすぐにあるホットチョコレート/チュロス屋さんもおすすめ。

中央市場

場所ラ・ロンハのすぐ裏側
料金:無料(地下のトイレは有料€1)
時間7:00〜14:00(午後には活気がなくなるので、午前中に見学したい)

バレンシア北駅【ESTACIO DEL NORD】

鉄道を利用しなくても、いちど訪れてみたい、可愛らしい駅舎

北駅【ESTACIO DEL NORD】は市の中心部に位置している。外観もかわいく、とてもオシャレな駅。
バレンシアにあるもうひとつの鉄道駅「ホアキン・ソロージャ駅」とは違い、人でにぎわっている。

バレンシア北駅

場所バレンシア大聖堂から徒歩15分 Googleマップ

国立陶器芸術博物館【Museo Nacional de Cerámica】

もともとは宮殿だった建物の内部に、バレンシアの三大陶器、マニセス焼パテルナ焼アルコラ焼を中心に、スペイン内外から集められた約500点もの陶器が展示されている。

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中にはピカソの作品もあり、3階には絵タイルがふんだんに使われた19世紀のバレンシアの典型的な台所が復元されている。

内部の装飾や家具・調度品はもちろんのこと、ロココ調の正面入口のファサード(←建物の正面の外観のこと)は必見

国立陶器芸術博物館

場所バレンシア大聖堂から徒歩約5分 / ラ・ロンハから徒歩約5分
料金€3
時間:10:00〜14:00/16:00〜20:00(火曜〜土曜)、10:00〜14:00(日曜・祝日)
定休日:月曜日(その他、クリスマスや年末年始も休み)

県立美術館【Museo de Bellas Artes】

修道院だった建物を改修して1913年に造られた、真っ青な屋根が目印の美術館。
14〜17世紀のスペイン絵画を中心に、ゴヤ、ベラスケス、ムリーリョ、ボッシュ、そしてバレンシア生まれの近代画家ソローリャなど約2000点の作品が展示されている。

県立美術館

場所:大聖堂から徒歩約10分Googleマップで見てみる、国立陶器芸術博物館から徒歩約10分Googleマップで見てみる
料金:無料
時間:10:00〜20:00(火曜日〜日曜日)
定休日:月曜日、1/1とクリスマス

バレンシア市庁舎【Ayuntamiento de Valencia】

旧市街ではなく、現代の街の中心地「市役所前広場【Placa de l’Ajuntament】」に面したバレンシア市庁舎は、赤い屋根時計が目印です。
建物自体に見応えがあり、周辺の雰囲気もとても良い場所なので、フラっと周辺を散歩してバレンシアを感じてみよう。
ちなみに市庁舎の中の見学も可能です(無料)(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

火祭りの期間中(3月中旬)は市役所前広場で爆竹ショー(マスクレタ)が行われるため、ものすごい人混みになります。
この期間中は、時間をずらして行動しましょう。

バレンシア市庁舎

場所バレンシア北駅から徒歩約8分

サン・ホセの火祭り【Las Fallas de San José】

バレンシアでは毎年3月12日から8日間にわたり、サン・ホセの火祭り【Las Fallas de San Jose/ファジェス】が開催される。(人形は15日から)

スペイン三大祭りのひとつであるこの祭りは、1年かけて作り上げた大小約600の張り子の巨大な人形(ファジェ)を、祭りの最終日3月19日(聖ヨセフの日)にすべて燃やし尽くすというお祭り。

3月にスペインを旅行するなら、ぜひ日にちを合わせてバレンシアを訪れたいですね。

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おわりに

バレンシアは、マドリードからもバルセロナからも移動時間はほぼ同じ。
日本人のツアーには飛ばされがちな街だけど、マドリードかバルセロナ、どちらかの都市で1日の時間が余っていれば、ぜひ訪れてもらいたい街の一つです(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

バレンシアの気候は年中温暖ですから、冬は特に、寒いバルセロナやマドリードから観光に訪れると良いかもしれませんね。
マドリードやバルセロナとは全く違った、地中海の街の雰囲気を味わうことができます。

小さな街なので、日帰り半日観光で街の雰囲気を味わうだけでも、充分にバレンシアを楽しめます♪(´ε` )

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